本牧緑ヶ丘町内会

本牧緑ヶ丘町内会の広報・意見交換の場です。

2024年新年のご挨拶 - 会長 高山 清

新年のご挨拶

                                                                                                      2024年1月 

                                                                                                      会長 高山 清

新年おめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

日頃の、防災、防犯、ごみ問題、町内優和の為のイベント等で、ご協力をいただき、有難うございます。

 

さて、本年は早々に能登半島で震災があり、大きな被害が出ております。町内会として災害に如何に備えるかですが、防災用品、食料等は、備蓄には限度がありますので、各家庭で備えていただきたいと思います。では町内会の主な役割は、災害時の連絡手順の確立と訓練だと思います。

 

昨年は、世界情勢を見ると、ウクライナがロシアの影響下からの脱離を望み、NATO加入を目指した為、ロシア連邦弱体化の危機感を生み、ウクライナへの進攻が起こりました。また、パレスチナ国家の成立を望まないイスラエルの、パレスチナ人への弾圧に、対抗する勢力ハマスのテロが、原因で非人道的、攻撃が続いています。

また、人類存続危機に関わる地球環境問題では、昨年には異常高温による様々な、被害が頻発していますが、国家間の思惑の違いにより足並みが揃わず、有効な具体策が取れていません。確実な解決策を見通せない難しい問題なので、英知を結集しなければならないのに、このような状況では、大変に将来が不安です。

 

IT技術が進歩して、携帯電話、インターネットで、連絡、情報収集手段が容易になり便利になりました。最近はチャットGTPなどのソフトで、方針と目的がハッキリしていれば、ある程度の提言、提案も、パソコンが示してくれる時代になりました。

人類の歴史を見れば、人の政治上の権力欲、物欲、等は今も変わらずで、かえって紀元前のギリシャの民主制の方が、今の日本の制度より優れている様に見えるくらいです。

古代から現代まで、国々の権力闘争と紛争は、現在も同じような経過の繰り返しで、本当に歴史は繰り返しています。対立する国々の、民族、宗教の問題が人工頭脳等の技術革新で、解決する時代は来るのでしょうか、感情的には進歩していない人類は、様々な欲望に支配されますので、難しいかもしれません。 

この様な混沌とする情勢での、町内会の立ち位置は、どの様な形が良いのでしょうか。全員で考えなければならない問題だと思います。

 

さて、私も町内会に携わっていらい、会計を7年、会長として12年、経過いたしました。

年齢も80歳を過ぎましたので、色々の事項をこなす事が難しくなってまいりました。

ご迷惑をかける事が懸念されますので、ここ数年間は会長職を退く事をお願いしていましたが、コロナの影響もあり、留任していました。今年度こそは退任したいと思いますので、よろしくご配慮のほど、お願いいたします。